犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、 愚かな者はその愚かさをくり返す。
ことわざに、「犬は自分の吐いた物に帰り、豚は洗われても、また、どろの中にころがって行く」とあるが、彼らの身に起ったことは、そのとおりである。
そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。よこしまな今の時代も、このようになるであろう」。
ところがパロは息つくひまのできたのを見て、主が言われたように、その心をかたくなにして彼らの言うことを聞かなかった。
あなたは言う、 「人がわたしを撃ったが、わたしは痛くはなかった。 わたしを、たたいたが、わたしは何も覚えはない。 いつわたしはさめるのか、 また酒を求めよう」と。
通りがかりの愚か者や、酔った者を雇う者は、 すべての人を傷つける射手のようだ。
愚かな者をうすに入れ、 きねをもって、麦と共にこれをついても、 その愚かさは去ることがない。
すべての食卓は吐いた物で満ち、清い所はない。